ブレイド:マザー・オブ・イービル

ブライアン・ヒル (著), エレナ・カサグランデ他 (イラスト)
ブレイド:マザー・オブ・イービル

あらすじ引用（引用元：上記リンクページより）

吸血鬼の能力を兼ね備えながら太陽の下でも活動できる“デイウォーカー”の異名を持つブレイドことエリック・ブルックス。
世界中の吸血鬼を抹殺するという自らの使命を成し遂げるため、今宵も独り戦いに挑む――!
ある日、何者かに命を狙われている女を護衛する任務を請け負ったブレイド。
犯人を倒し、事件は解決したかに思われたが、それは、世界全体を恐怖の渦に巻き込む悲劇の入り口に過ぎなかった……。
人間×吸血鬼の混血を持つヴァンパイアハンター、ブレイドの壮絶なる死闘が幕を開ける!

■感想
ひょんなことで騙されて、世界を破滅させる悪魔を復活させてしまったブレイド。
その責任をとるために悪魔を追う話です。

全１０号のうちの前５号分だと解説にあり、「もしかして終わらない？　キリの良いところまでは行くだろうか」と思いながら読み進めていましたが、「戦いはこれから」というところで終わってしまっています。
物語としては王道で、悪魔復活→仲間を集めて追う→一度負ける→宿敵に教えを乞う（ここで終了）というところなので、おそらく後半は悪魔へのリベンジになるのでしょう。

展開はかなり飛ばし気味でぶつ切りレベルでトントンすすみますが、本誌初登場で説明いらずの新キャラも多いため、意味不明なところはありません。

さすがに、一度まけるところまで全部カットして「何がおこった？」→「お前は負けたんだの説明のみ」は飛ばしすぎでは、と感じなくもないですが
その分後半でおもいきりアクションしてくれるはず、と続刊に期待です。