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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

X-MEN Vol.2:徒花 X-MEN

ジェリー・ダガン (著), ペペ・ララス (イラスト)
X-MEN Vol.2:徒花 X-MEN

あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)



自身の死を世間に知られたサイクロップスは、己の復活を隠し、“キャプテン・クラコア”として活動を開始した。
その事情を知る、反ミュータント組織「オーキス」のドクター・ステーシスは、不死となったX-MENを根絶しようと、彼らに刺客を送り付ける。
両陣営の戦いが激化していくなか、やがて明らかになるドクター・ステーシスの正体とは!?
そして、ついにミュータント復活の秘密も公表されようとして……?
X-MENにかつてない危機が差し迫る、新シリーズ第2巻!



■感想
X-MEN Vol.1:栄華にて蒔かれた物語の種が回収されました。
民衆の前で死んでしまい、別人として活動するしかなくなっていたサイクロップス。
しかし、ベン・ユーリックがX-MEN復活の秘密を知ってしまっている。

という状況だったのですが、この巻になってなぜかベンの記憶が消されている。
消したのはシンクでした。
が、ベンのメモを見ると、彼はX-MENへの恐怖や悪意はまったくなく、どちらかというと好意をもって報道しようとしていた様子。

最終的に記憶を消したことを謝罪し、報道公開の許可をベンに与えたことにより、X-MENが死を克服したことが世間に公表されます。
これによって今後の情勢がどうなっていくのかはまだ不明ですが、ベンの報道の在り方は、読者として拍手を送りたくなりました。
消された記憶を返そうかと問われたときに「真実さえしれればそれでよい。フィルタがかかっている情報は不要。フラットな視点で報道する」と答えた姿に、どこまでも報道に対して真摯であり、また善人であるベンという人物が見えた気がします。

この件が解決した一方で、ドクターステーシスなる反ミュータントの悪役の正体が判明。なんとなく予想はしていましたが、やはりシニスター(クローン)です。
この事件は今後にもまだ続く。徐々に右肩が上がってきたところで次巻へ続く。

また、本巻では、前巻での事件がもう一つ解決。
地球を賭けの対象にしていた賭博の星を制圧し、奴隷を解放しました。


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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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