マーベルグラフィックノベルコレクション■感想
75号はニューX-MEN:インペリアル
ニューX-MEN:E・イズ・フォー・エクスティンクション(17号)からの続き。
エグゼビアの肉体を乗っ取ったカサンドラはリランドラの元へ行き、シーア帝国の人々をも洗脳。
それによって地球のミュータントを根絶やしにしようとしている。と、カサンドラのより壮大な作戦が明るみになりました。
カサンドラがなぜそこまでの妄執を、という理由は、
カサンドラはエグゼビアの双子の姉であり、胎児の頃に母親のおなかのなかでエグゼビアに殺されそうになったから。(そして死産で生まれた……ように見えて、実は生きていた)
なのですが、それでなぜミュータントを根絶やしにしようと思ったのでしょう?
エグゼビアへの憎しみが種族全体に広がってしまったのでしょうか?
X-MENと学園の子たちの活躍により最終的にカサンドラは封印され、精神的な学校のなかで1から教育を受け直すことになり、いったんの結末。
前後編の二冊で展開されたにも関わらずまだ駆け足のようにすら感じるほど
濃厚なエピソードでした。