マーベルグラフィックノベルコレクション■感想
70号はウォーロック Part1
正直に申し上げると、難解すぎてよくわからない。
よくわからないながらも、ふんわりと大枠で、何かは感じ取れる。
読後、そんな不思議な感覚に陥ります。
宇宙的な規模のスペクタクルな何かで、宗教的な観点を持っている冒険譚で、
ガモーラやサノスといった人物も登場する豪華な物語なのですが
時系列やメイガスの存在が複雑なことと、セリフまわしにやや癖が強いことで
理解が難しくなっています。
台詞ひとつひとつの意味はよく分からないのに、
「今、何が起きているか」はちゃんとわかるので、読み終わったときには、
「わからないけどおもしろかった。なんだかすごい大冒険をした気がする」と感じる作品です。
パート1とついていますが、これだけでもいったんの区切りまでは綺麗に収録されています。