マーベルグラフィックノベルコレクション■感想
37号はアベンジャーズ:バース・オブ・ウルトロン
あまり関係が無さそうなエピソードも含まれますがクラシックが、おおまかにはウルトロンがどうやって出来たのか~ヴィジョンのアベンジャーズ加入とその後のまとめ、のような感じです。
クラシックなのでトントンと素早く物語が展開されてゆくため、「これが壮大なウルトロンの誕生秘話!」というようなドラマチックな感じではないのですが、”その事実”を見るにはじゅうぶん。
淡々と展開される物語達ではありますが、余韻が残るエピソードも。
ヴィジョンの涙の理由は喜びと悲しみどちらなのか、人間なのに人間の感情が理解しにくい自分は、少し考えてしまいました。
アベンジャーズの歴史のなかでの重要な出来事のエピソードが詰まっている(ウルトロンの誕生、ヴィジョンの加入、ハンクとジャンの結婚式)ので、ワスプ・ゴライアス関係の物語に興味がある方、自分の目で見たい方におすすめの一冊となっています。