ジェイソン・ラトゥーア (著), ロビー・ロドリゲス (イラスト)
スパイダーグウェン:ウェポン・オブ・チョイスあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
ピーター・パーカー殺人容疑をかけられたグウェン・ステイシーの前に、ニューヨークの鬼警部フランク・キャッスルが再び立ちはだかる。
戦いの末、グウェンを待ち受ける運命とは?
■感想
スパイダーグウェン:グレイター・パワーから続く第3巻。
まさかの5年ぶりの新刊です。
前巻と今巻のあいだに
スパイダーウィメンのエピソードが挟まります。
あちらで自分がスパイダーであることを受け入れたように見えたグウェンでしたが、こちらに戻ってくるとまだいまいち葛藤が残っている様子。
否応無く使える能力があることと、使うか使わないかを自分で選ぶということはまた別の問題なのでしょう。
今回、彼女の秘密を守るためにステイシー警部が犠牲になったことで、グウェンに闇落ちの気配が……というところでまさかの区切り。
解説書でサラッと今後の展開について触れられてはいるのですが、あまりスッキリはしない終わり方。
終始暗めのストーリーだったこともあり、ぜひ続刊が欲しいところです。
グウェンは果たして、最終的に幸せになれるのでしょうか。