ファビアン・ニシーザ (著), パトリック・ジルシャー (イラスト)
ケーブル&デッドプール:こんにちは赤ちゃんあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
ケーブルが築いた楽園「プロビデンス」で殺人事件が発生した。
理想郷を襲った悲劇の真相を解き明かすべく捜査が開始されるが、その第一容疑者は誰が見ても一番怪しいあの男だった…!
元テロリストの殺害事件をきっかけに、物語は混沌をはらみ無数の並行世界へと拡散していく。
そして、ついに訪れる予想外の事態とは…!?
マーベル屈指の迷コンビが時空を超えて活躍する、ファン待望のシリーズ第3弾!
ケーブルの島で殺人事件がおきる。その犯人はどうやらデッドプール(?)。
自分で殺したかどうかも分からない。殺したとしたら、なぜだったのかも分からない。
ガン+ヒーリングファクターのせいで記憶も定かではないデッドプールは自分で自分が信じられない。どうやらそれに耐えられなくなったらしく、死ぬ方法を求めて島を出る。
そうしたらなんと「ケーブルを殺せ」と敵に洗脳されてしまう。
そしてケーブルを殺すために島に戻ったデッドプールだったが、なんとケーブルは行方不明になっていた。
以前一体化した影響で、ケーブルを追えるのはデッドプールだけだということで、ヒーローチームから助けを求められ、デップーは次元を超えてケーブルを探す旅に。
様々な次元で様々なケーブルと出会うが、どれも求めているケーブルではない。そして辿り着いたとある次元で、アカチャンのケーブルを発見。
そのケーブルが一番近い気がする。と、連れて帰るが、敵の洗脳が発動。せっかく連れて帰ったケーブルアカチャンを殺しかけてしまう。
殺したくなかったデップーは自分の頭を銃で撃ち抜いて死にかける。
それを見たアカチャンケーブル(ものすごい成長速度によりすでに少年ケーブルになっている)は、デップーを救うため「大人の自分の記憶」を無理やり脳に押し込み、超能力でデップーを救ったのだった!
***
■感想今回もケーブルがデップーを大好きすぎる。デップーもケーブルを(略アカチャンケーブルを救うために自分の頭を撃ち抜くデップー……。それを救うために苦痛を受け入れるケーブル。少年ケーブルは、せっかく子どもに戻ったのだから、違う人生を歩むこともできた。
それに、大人の人生を一瞬で脳にいれるのはとても苦痛を伴う。
だけど、新しい人生の可能性を捨ててでも、苦痛を受け入れてでも、デップーを救おうとした……!!
ナンデヤ……!!
大人の記憶を持ってない、子どものケーブルですらデップーのことこんなに大好きなんどうして……遺伝子レベルで刻まれてるのかきみたちの信頼は……。
デップーも、ケーブルの捜索中にさりげなく
「俺のケーブル」とか言っちゃうし。
前半の殺人事件のときだってケーブルがデップーに「お前は俺が殺す」ってなぞの独占欲出してるし。