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キャプテンヴェノネイジィ

翻訳アメコミ(主にマーベル)のレビュー・感想を置くところ。オタクが奇妙なテンションで推しを語ったりするよ! ていうかそれしかしてない! 絶版モノも扱ってます。ネタバレがめっちゃあるのでお気をつけください。

ケーブル&デッドプール:青の洗礼

ファビアン・ニシーザ (著), ロブ・ライフェルド (イラスト), マーク・ブルックス (イラスト), シェーン・ロー (イラスト), パトリック・ジルシャー (イラスト)
ケーブル&デッドプール:青の洗礼



あらすじ引用(引用元:上記リンクページより)



ケーブル&デッドプール、
腐った縁の迷コンビ誕生!

それはデッドプールにかかってきた一本の電話から始まった。

電話の主はワンワールド教会。

愛と融和を唱える宗教団体が、お喋りな傭兵に何の用があるのか?

一本の電話をきっかけに、未来戦士ケーブルを巻き込んだ
全地球規模の大事件が巻き起こる!

マーベルユニバース屈指の迷コンビ、
ケーブル&デッドプールが主役を務める注目作、ついに邦訳!



とある組織から仕事を依頼されたデッドプール。依頼内容は「開発中の毒を盗んできてほしい」。
なんとその組織、属している人の肌が全員青色! その毒を使えば世界中の人をみんな青色にできるらしい。
どうしてそんなことをするのかというと、「みんないっしょになれば差別が無くなる」はずなのだとか。
うまく毒を盗んだデッドプールも青色にされてしまい、洗脳により組織の一員に。

一方、そんな毒危ないぞと知ったケーブルが組織の本部へ止めに来る。

ふたりは凄絶なバトルをはじめるのだが、なんとその毒には副作用があり、デッドプールの身体が文字通りドロドロに溶けてしまう。
ケーブルも組織の罠により戦闘不能の重症に。

絶体絶命のふたりだが、「ふたりが合体」すればお互いの能力により治るらしい。
そうしてふたりは、そのまんまの意味で「合体」を果たし(マジで身体がひとつになる)お互いに健康体へ戻る。

その後ケーブルは何を思ったか、空中に自分の要塞を作り出した。

***

■感想

ふたりは、ひとつ!(物理)

かっこいい。ケーブルもデップーもかっこいい。
お笑い成分少なめというレビューを見かけますが、それでもやっぱりデップーはおしゃべりだし面白い。その対比かのようにケーブルは無口だけど、そこがかっこいい。

人類青肌テロに対抗してケーブルが取った対策が、人類ピンク肌テロなのがおちゃめw
無骨な見た目と無口な頑固オヤジみたいな雰囲気してるくせにこの人けっこうヤンチャなとこもあって可愛いんだよ~!

そして、このシリーズのケーブルの全能感がパないかっこいい。
基本的に”良い未来”を求めるケーブル。多くは語らないけれど、行動の節々にそれが見て取れて。

敵の組織のウィルスのおかげで一時だけ普通の人のような外見になって喜んだデップー。
ケーブルがウィルスを無効化したことによってまた醜い姿に戻ってしまう。
それに対し謝罪するケーブルの優しみ……。この人多分、ここで、「責任」感じちゃったんじゃないだろうか。別にケーブルが悪いわけじゃないのに、しょいこんでしまった?
だからこのシリーズでデップーのお世話やくのかな?

そして物語は次の巻へ続く。

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Dr・ドゥーム、シンビオート、ケーブル、ロケット、デップー、スパイディあたりが特に推しです。アイアンマン、タスクマスター、マグニートー、ナイトクローラーもちょろちょろと追いかけてます。

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