ブライアン・マイケル・ベンディス (著), サラ・ピチェッリ (イラスト)
スパイダーメンあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
超売れっ子ライター、ブライン・マイケル・ベンディスが、2つの次元のスパイダーマンを結びつける。マーベル・ユニバースの親しい隣人ピーター・パーカー。アルティメット・コミックの若きヒーロー、マイルス・モラレス。
決して出会うことのなかった2人のスパイダーマンが出会い、物語は動き出す。大人と若者、それぞれ立場が異なるヒーローたちの出会いが、どんな化学反応を起こすのか?
***
■感想マイルスの可愛さったらもう!アルティメット世界と正史世界のピーターが共演する話です。
アルティメット世界のスパイダーマンについては
アルティメット・スパイダーマンの翻訳があるものの、途中で刊行が打ち切りになっていて、その時はまだアルティメットのピーターは生きている&マイルスの存在は無かった。
ので、突然別次元に出現してしまい、ピーター(アルティメット)が死んでいるという事実や新しいスパイダーマンとの遭遇に戸惑うピーター(正史)と同じ驚きを味わいながら読む……! と、楽しいです笑
ストーリーはヴィランとの戦いなどよりも、別次元に驚くピーターがメインになっていて、盛り上がりには欠ける印象もありますが、別次元の知人と交流する様子がとっても新鮮で面白かった。
ここからいろいろと広げられそうだなという感じのプロローグ的な印象。
(シークレット・ウォーズやスパイダーメンⅡがめっちゃ読みたくなる感じ!)
憧れのピーターを目にしてすごく素直に懐いてくるマイルスがめちゃくちゃ可愛いし、別次元でもピーターはピーターだと受け入れて抱きしめてくれるメイおばさんとのやりとりは心あたたまるし、すごく良かったです。