ブライアン・マイケル・ベンディス (著), ハワード・チェイキン (イラスト), レイニル・ユー (イラスト), オリビア・コワペル (イラスト), パスカル・フェリー (イラスト), ジム・チャン (イラスト)
ニューアベンジャーズ:シビル・ウォーあらすじ引用(引用元:上記リンクページより)
シビル・ウォー クロスオーバーシリーズ2
『シビル・ウォー』の影で展開された知られざる5つの物語
キャプテン・アメリカ、ルーク・ケイジ、スパイダーウーマン、セントリー、アイアンマン……かつて共に戦った英雄達は、 戦いの炎に何を見出すのか?
ルーク・ケイジの結婚を描いた感動作も同時収録!
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■感想シビルウォーのあいだ、キャップ、ルーク、ジェシカドリュー、セントリー、トニーがそれぞれ何を考えていたかというのが分かる短編集。
・キャップ
キャップがケープキラーに囲まれたとき「我が親友の、我が相棒の発明品で、この私を討つつもりだ」って考えてるのがしんどい…。
思想は異なってもまだトニーのことを親友だと思っているところが良いです…。嫌いじゃないんだよな。ただ考え方が違ってしまっただけで…。
そしてそのトニーが差し向けて来たのがまた、かつて一緒に戦ったダムダムデュガン。キャップは彼のことも親友と呼ぶ。
さらにその直後に出会うのがファルコン。キャップとファルコンは相棒として活躍していたし、今でも親友。
各時代における親友や相棒が次々に登場し、その関係性が対比になっているのが深い……。・ルーク
妻と子を安全な場所に逃し、自分は信念を貫き通すところめっちゃ漢! て感じでかっこいい。
ブレねえな……。
・ジェシカ
シールドに捉えられたジェシカを助けに来たのがまさかのハイドラだったところはちょっと熱かった! スパイだったからこその逃亡劇、お見事なシナリオでした!
・セントリー
まともに参戦すると強すぎるので、いかにしてどっかへ行ってもらったかが分かる笑
月でフラフラしているセントリーを迎えにきたトニーのセリフが印象的。
キャップに理解してもらいたい、いつか理解してもらえる。と夢を見ているトニーが切ない。
・トニー
シビルウォーの後、シールドの新司令官に選ばれるトニーの話。
最終話はルークケイジの結婚式。途中でヴィランが乱入するものの、ヒーローはシビルウォーの前なのでとてもしあわせそうに和気藹々としていて良いです。(でもこのあと↑の話があるんだよなぁと思うとしんどい)
歴代アイアンマンがズラッと並んだ見開き(+解説)だけでも見る価値有り!膝下しか映ってないスーツにも解説がついてる!